すずかぜ日記
ブログのコーナー
補足
2024-10-24
少し前に「転ばぬ先の杖」というタイトルの文章を載せましたが、誤解もあるようでしたので補足を。
私自身は親御様とお子様が離れることに反対なわけではありません。お互いに幸せであれば離れられれば良いと考えていますし、成人した方の責任をご家族に求めることは間違いだとも思っています。
ただ、生きている今は誰にとってもかけがえのない時間であり、その認識を将来への不安によって曇らせていただきたくないだけです。

どんどん焼き
2024-03-28
お知らせ欄にも書きましたが、去る3月24日に富山県空港スポーツ緑地で開催された「インクルーシブ防災DAY」でどんどん焼きの調理販売をしてきました。
久々の調理販売ということもあり準備の段階から緊張の連続でしたが、何とか回転してお客様からもお褒めの言葉をいただくことができました。
地域イベントなどで出張販売いたしますので、ご希望があればぜひ気軽にお問合せください。

転ばぬ先の杖
2024-01-24
転ばぬ先の杖・・・
日々障がいを持つ方の支援をしているなかで、先のことに不安を持つのはわかるのですが、それでもこの考え方はやや抵抗があります。
理由として、
・ひと昔前のように入所施設中心の福祉に向かいそう
・先のことを考えすぎるあまり、現在を大切にしなくなりそう
など危惧するからです。
世の中に「万全」とか「完全な安心」などありません。本来であればその都度困ったことへの支援が届くよう、多様なサービスや仕組みが充実するべきだと思うのです。

雑感
2024-01-12
強度行動障害を持つ人が複数人生活する入所施設、それが私の福祉の入り口でした。それから30数年経ち現在感じていることです。
強度行動障害に該当する状態を軽減するためには、彼らの価値観やルールを理解し尊重しなければなりません(注・これは全面受容とは意味が異なります)が、それは決して簡単なことではありません。時間をかけて観察し、周囲の状態も確認しながら仮説を立て、様々なアプローチを重ねてようやくたどりつくものと考えています。専門家の方々の解説にもあるように一人一人違いますので対象者の数だけ答えがあるのです。
具体的には、
・支援者(ご家族含む)の理解力と対応技術の習得
・徹底した環境整備
が絶対に必要となり、数年レベルで支援者の育成に取り組まなくては適切な支援を提供することは不可能だと思います。
現在社会では障害者虐待防止法の存在など含め、虐待についての注目度は数年前に比べ格段に上がっていると感じます。しかしながら罰則の強化では解決になりません。福祉事業所が受け入れを拒否して当事者の皆さんが行き場を失う、または虐待にならない程度の不適切な支援が継続されるだけです。現在の、福祉に人が集まらず離職率も高い状態には大きな危機感を持っています。
あらゆる環境が改善され、皆さんが今よりも良い生活を送られることを願います。
駄文で申し訳ありません。2024年を迎えた現在の偽らざる気持ちです。

雑感
2023-10-13
発達障害を持つ人をさして、他人の立場でものを捉えることが苦手な人ということをよく聞きます。
では社会において発達障害を持つ人の立場でものを考えられる人はどれだけいるのでしょう?
ふと思いました。
